電子ブック時間の比較社会学 (岩波現代文庫)無料ダウンロード
時間の比較社会学 (岩波現代文庫)
によって 真木 悠介
電子ブック時間の比較社会学 (岩波現代文庫)無料ダウンロード - 時間の比較社会学 (岩波現代文庫)をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には331ページページあります。 時間の比較社会学 (岩波現代文庫)は岩波書店 (2003/8/20)によって公開されています。 この本は2003/8/20に発行されます。 時間の比較社会学 (岩波現代文庫)は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐ時間の比較社会学 (岩波現代文庫)をダウンロードできます。
内容紹介 原始共同体,古代日本,ヘレニズムとヘブライズム,近代社会-文化と社会の形態によって異なる時間の感覚と観念を比較検討し,近代的自我に特有の時間意識がどのように形成されたかを,自然と人間,共同体と都市,市場と貨幣等々の関係のなかで解明する.近代世界の自己解放の運動の一環を担う比較社会学の深い洞察に満ちた労作. 内容(「BOOK」データベースより) 原始共同体、古代日本、ヘレニズムとヘブライズム、近代社会―文化と社会の形態によって異なる時間の感覚と観念を比較検討し、近代的自我に特有の時間意識がどのように形成されたかを、自然と人間、共同体と都市、市場と貨幣等々の関係のなかで解明する。近代世界の自己解放の運動の一環を担う比較社会学の深い洞察に満ちた労作。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 真木/悠介 1937年東京都生まれ。東京大学名誉教授、共立女子大学教授。現代社会論、比較社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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真木(見田)さんの著作を読んだのは今回が初めて。読まなきゃなと思って30年以上経ってしまった。こういった場合、あの頃読んでもわかんなかったなというパターンと、あの時読んでおけばよかったというパターンがあるが、今回は後者。貨幣と時間の類似性なんて論考は今読むよりもっとワクワクしただろう。それより何より学術的な文章から未来を感じることができる、そんな感覚をあの頃味わいたかった。先日、中上健次さんの「千年の愉楽」を読んだけど、本作を読んだ後だったらなお深く読めたかもしれない。比較社会学がどんな学問かはよくわからないし、哲学、文学、歴史なども登場するので、ただ興味本位で本を手にする私にはスイスイ読めるものではなかった。けれど、金田一耕助が寺の過去帳から謎解明の一端を見つけ出すかの如く、真木さんがいろいろな書物を取り上げて論を進める語り口は心地よいものだった。日頃感じるどこか追い込まれるカンジや川辺で緑に囲まれている時のカンジ、その時間感覚とその時の心もちが本書を読むとなんとなくわかるし、そして、私は何をどうしようと考えているのかということに思いやる。
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