ポケット版・新シルクロード8000キロの旅 (講談社プラスアルファ文庫)電子ブックのダウンロード

ポケット版・新シルクロード8000キロの旅 (講談社プラスアルファ文庫)

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ポケット版・新シルクロード8000キロの旅 (講談社プラスアルファ文庫)電子ブックのダウンロード
によって 井上 隆史
3.6 5つ星のうち1 人の読者
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内容(「BOOK」データベースより) 1980~84年に放映され、大ブームを巻き起こした『シルクロード 糸綢之路』から2005年『新シルクロード』まで、取材の過程で撮り下ろされた10万点におよぶ写真から厳選した200点を掲載。中国の古都・西安(長安)を発ち、新疆ウイグル自治区を経てさらに西へ。パミール高原を越えてペルセポリスに至る、はるか8000キロ、3000年の歴史の旅。この1冊で“悠久の絹の道”のすべてがわかる、初めての文庫版カラー写真集。 抜粋 【王の道、絹の道、人の道】史上初めての世界帝国はペルシャだといわれる。紀元前六世紀に成立したペルシャ帝国(アケメネス朝)は、征服した諸民族が納税と軍役の義務を負う限り、彼らの伝統・慣習を容認し、旧支配層の地位も保証した。もちろん、その背後には、「不死身の一万人」という名の大王親衛隊など強大な軍隊や、帝国全域に派遣された「王の耳」「王の目」という名の監察官の存在がある。交通通信システムとしては、「王の道」という幹線道路を整備し、二〇~三〇キロごとに宿駅を設置した。宿駅には伝令のために替え馬が用意され、帝国の「旅券」の所持者には食糧と馬糧が無料支給された。ペルシャ帝国の道は、次のローマ帝国の道のモデルにもなった。「王の道」が道路として実在したのに対し、「絹の道」は、砂漠や草原に点在するオアシスや隊商宿(キャラバン・サライ)の間を商人が歩いて結んだときに道になった。近代中国の文学者・魯迅は、「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、そこが道になる」と言う。アレクサンダーの軍は、ペルシア王の道を走ってペルシアを滅亡させた。やがて、「王の道」は、シルク・ロードのルートの一つになっていった。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 井上/隆史 NHK「新シルクロード」プロジェクトエグゼクティブ・プロデューサー。1952年に生まれる。1976年、NHK入局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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書店で平積みされていたので、なんとなく手にとった。まず、写真が美しい。そして、格調高い簡潔な文章に驚いた。シルクロード各地の歴史や特徴がコンパクトに要約されていた。もともとシルクロードに関心があり、大きなカラー版などをもっているのだが、冗長すぎるものや、適当な記述のものもある。その点、この文庫は少ない文章量だが、きちんと書かかれていると思う。良書である。

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