文系のための数学教室 (講談社現代新書) pdfダウンロード

文系のための数学教室 (講談社現代新書)

strong>本, 小島 寛之

文系のための数学教室 (講談社現代新書) pdfダウンロード
によって 小島 寛之
4.9 5つ星のうち20 人の読者
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内容紹介 数式は「眺め方」さえわかればこわくない! 数学アレルギーはもったいない。微分積分や確率統計の「読み方」から、経済学、政治学、論理学、哲学がもっとおもしろくなる数学的思考をわかりやすく伝授します。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 小島/寛之 1958年東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。現在、帝京大学経済学部環境ビジネス学科助教授。数学エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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「数学嫌い」から「数学下手」へ。この本を読んですぐに数学が上手になるわけではない。数学が好きになるための第一歩になればというスタンスで書かれている。「文系のための」と題打たれているが、ここでの文系とは経済学・政治学といった社会科学の分野である。数学を好きになるための肝はイメージ化と論理と法則といえようか。数式・数字からグラフなどを用いてイメージを形成する。無味乾燥に見える数式から具体的なイメージをいかに引き出すかのヒントを著者は多く提示している。また、何にでも法則を見いだすことの面白さも紹介している。一見、数学とは縁遠いような民主主義や神の存在証明にまで数学が使えるとは。大学の講義で数学と論理学の違いは数字を使うか言葉を使うかの違いだと聞いたことを思い出した。一つおすすめのトピックスをあげるとすれば、セマンティックとシンタックスである。「正しいこと」と「証明できること」は別である。なるほど、論理的に話しているように見えても全く話がかみ合わない議論とはこのセマンティックな議論であるのだと納得。お互いシンタックスに依拠した話を展開すれば、賛同するかは別にしても理解はできるだろう。日本ではセマンティックな論理学が教授され、シンタックスな論理学はまだまだのようである。ディベートが苦手なのもセマンティックに議論を展開させようとするからであろう。

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