女はいつも四十雀（しじゅうから）

作者のエッセイや小説は、よく読んでいた。しかし、読まなくなってしまった。ネタ切れなのか、ダイエットにショッピング、着物三昧、ワインについて。お腹いっぱいであった。しかし、今回、題名に惹かれた。私も40歳になったのだ。しかしながら、STORYと言う雑誌は、美容室などで手に取るが、購入した事はない。対象年齢やキャリアの設定がわからないからだ。ただ、このエッセイの対象年齢は少なく見積もって50代に手が届きそうな年齢ではないだろうか。私もジュエリーや時計、ブランド物は30代に入った時から収集しているのでブランドの質は理解しているし、汕頭のハンカチがいかに女性らしさを味合わせてくれるか理解できる。しかし、私はバブルを知らない世代である。作者は60代とは思えぬ美しさであり、お金をかけなければ保てない。その素晴らしさは憧れる。しかし、精神的にはやはり60代丸出しである。正直、今まで読んだエッセイの中と重複するものがあり、使い回しすぎだろうと、さすがにドン引きである。年齢など気にしなかったのだが、作者と同年代の人に40代は中年であるのでと、30代の後半に言われ正直、焦った。私たちの世代は、あまり年齢など気にしていないのだ。中年という言葉も、使っている人は大概、50代以上ではないだろうか。しかし、40代、年齢など気にする必要などあるまい、と思っていたが、どうにも気になって老けてしまった時期がある。この本は、それを救ってくれると思ったが、読んでくたびれた！しかも、エッセイは旬であるので、2014年からだと、そんな芸能ニュースあったかな？になるので、5年分まとめては、如何なものだろう。題名につられた！